9月28日公開の「ボーン」シリーズ最新映画『ボーン・レガシー』で主人公アーロン・クロスを演じたジェレミー・レナーが初来日し、2日、都内で行われた完成披露試写会に日本語吹替えキャストの女優・松雪泰子とともに登壇した。
同作は、シリーズ3部作で全世界累計約1,000億円のメガヒットを記録した「ボーン」シリーズの最新作。観客を前にしたジェレミー・レナーは「ミナサン、コンバンハ。ボクハ、ジェレミー・レナーデス。キョウハ、キテクレテアリガトウ!エイガヲタノシンデクダサイ!」と流ちょうな日本語であいさつ。「今日、ここに来られてうれしいし、光栄に思っています」と初来日の興奮を語った。
この日、主人公アーロン・クロスと共に命を狙われ彼と運命を共にする医師・マルタの日本語吹替版を松雪泰子が演じたことが発表されると、本人が登壇し「ハリウッド映画の吹替えをする機会はあまりないので、緊張しています!」と挨拶。初対面のジェレミーを「とても素敵でドキドキしています! 映画の中では、クールで格好良いですがご本人はもっと素敵ですね」と言う松雪に対し、ジェレミーは「美し過ぎて、声だけの出演はもったいないですね! 本当に綺麗です!」とこちらも大絶賛。松雪が「私はアクションがとても好きなので、アーロン・クロスを狙う最強の刺客をやってみたいですね!」と次回作への出演を希望すると、ジェレミーは「僕も大賛成だよ! 彼女にだったらボコボコにされてもいいかな(笑)」と会場の笑いを誘った。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)死闘の裏で同時進行していた、更に巨大な陰謀の存在を壮大なスケールで描いた本作。大ヒットシリーズ出演のプレッシャーについて、ジェレミーは「プレッシャーを感じていたのは、たぶん僕より脚本と監督をつとめたトニー・ギルロイだと思うよ。本作はシリーズ過去3作あったし、最新作をどんなものにするか大変だったと思うから」と語り、「僕の場合は、かなりハードなアクションがあったから、肉体を鍛えておかなければならなかったということです」と役作りを振り返った。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』に続き、『アベンジャーズ』でも華麗なアクションシーンを演じたジェレミー。本作の撮影は『アベンジャーズ』からわずか3週間後に行われた。
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