MMD研究所は2日、スマートフォン所有者を対象に実施した「スマートフォン・PCのネットショッピングに関する利用実態調査」の結果を発表した。同調査は、7月2日~3日の期間にインターネット上で行われ、20歳~59歳の男女556人から有効回答を得た。
まず、インターネットショッピングで利用したことがあるデバイスについて尋ねたところ、最も多かったのは「パソコン」で94.2%。以下、「スマートフォン」が45.5%、「タブレット端末」が10.6%と続いた。
インターネットショッピングの利用頻度を質問すると、トップの「月に1回程度利用している」40.6%と、2位の「週に1回程度利用している」の26.4%を合わせると、約7割が「週に1回~月に1回程度利用している」ことが判明。一方、「ほぼ毎日利用している」人は5.7%だった。
1カ月間にインターネットショッピングでおおよそ使った金額を聞いてみると、スマートフォンを含むインターネットショッピングの総額では、「1万~1万4,999円」が最多で16.0%。次いで、「3,000~4,999円」が13.5%、「7,000~9,999円」が12.6%、「5,000~6,999円」が12.3%、「2万~2万9,999円」が11.0%となった。
一方、スマートフォンのみのインターネットショッピングの総額では、「~999円」が最も多く45.2%。以下、「3,000~4,999円」が11.4%、「1,000~2,999円」が10.7%、「5,000~6,999円」が7.8%、「7,000~9,999円」が6.4%と続き、スマートフォンではインターネットショッピングにあまりお金を掛けない人が多いことが分かった。
また、6カ月以内に利用したことのあるインターネットショッピングサイトを調べたところ、79.2%が「楽天市場」、75.5%が「Amazon」と回答し、これら2つのサイトが多くなっていた。次いで、「Yahoo!ショッピング」が37.3%、「ブランドやメーカーのネットショップ」が26.2%、「ZOZOTOWN」が6.1%との結果となった。
インターネットショッピングで購買したことがある商品のジャンルを尋ねてみると、パソコンでは、1位「書籍/雑誌」67.4%、2位「衣料品/下着」62.6%、「食品/飲料」58.0%との順となった。それに対して、スマートフォンでも、1位「書籍/雑誌」58.9%、2位「衣料品/下着」で56.1%、3位「食品/飲料」50.2%となり、双方で大きな傾向の違いは見られなかった。
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