Googleは1日、同社Webブラウザ最新安定版となる「Google Chrome 21」を公開した。同社Webサイトからダウンロードできる。
最新版ではgetUserMedia APIに対応しており、HTML5とJavaScriptを利用してブラウザからカメラやマイクにアクセスできるようになる。getUserMedia APIは、Webブラウザを通してリアルタイムコミュニケーションの実現を目指すWebRTCプロジェクトの成果物の一つで、今回のChrome 21安定版に搭載されている。
Googleでは、getUserMedia APIを活用した「Sketchbots」という実験的コンテンツも披露している。Sketchbotsは、ユーザーのカメラで撮影した写真を使ってリアルタイムに砂地に描き出すというもので、getUserMedia APIの機能の一端を垣間見ることができる。