10月6日(土)公開の北野武監督作映画『アウトレイジ ビヨンド』の予告編が公開された。
北野武監督の映画史上、最もセリフの多い作品とも言われる本作は、極道の権力闘争を描いた2010年公開の映画『アウトレイジ』の続編にあたる作品。8月の本編完成に向けて最終作業が進められている中、ファン待望の予告編が公開された。
「お前、俺死んだって噂流しただろ」
関東最大の暴力団組織山王会の抗争から5年後、死んだと言われていた大友(ビートたけし)が、刑務所の面会に来た刑事・片岡(小日向文世)に激しく詰め寄るシーンから予告編はスタートする。"裏切り"の火種がくすぶりはじめ、"関東VS関西"の巨大抗争へと発展していく様子が、生々しく描かれている。そして終盤に「全員悪人完結。」のコピーが流れた後、衝撃の展開が待ち受けている。
同作は第69回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で、正式上映出品されることが先ごろ決まったばかり。北野武監督は「『アウトレイジ ビヨンド』をどう観てくれるのか、前作『アウトレイジ』のカンヌ映画祭上映以上にその反応が楽しみです」と、前作に続いて世界三大映画祭に出品される本作に期待感をにじませていた。
(C)2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会