ビョークが、英プロデューサーのデヴィッド・アッテンボローとタッグを組み、音楽ドキュメンタリー『アッテンボロー・アンド・ビョーク:ザ・ネイチャー・オブ・ミュージック』を製作することが明らかとなった。
同ドキュメンタリーは、音楽の進化や人間と音楽との関係、今後テクノロジーがいかにその関係に影響を及ぼすかといったテーマを追求した作品になる模様。ルイーズ・フーパーが監督を務め、英チャンネル4で放送される予定だ。
『ケイティ・ペリー:パート・オブ・ミー 3D』やブラーの作品で知られるパルス・フィルムズ社が製作を担当し、製作総指揮を務めるルーカス・オチョアは「ビョークの革新的な音楽プロジェクト(である2011年の『バイオフィリア』)に端を発した企画で、我々としてはこのドキュメンタリーを制作することができてとても興奮している。ビョークはポップ・カルチャーにおいて最もアイコニックな存在であり、他のどのアーティストよりも斬新な存在なんだ」と作品への意気込みを語っている。
また、ビョークによるマルチメディア・プロジェクト名であり、現時点での最新アルバムのタイトル『バイオフィリア』が強く影響しているという本作では、デイビッドが、コトドリやヨシキリなどの鳥のさえずりやシロナガスクジラの鳴き声を織り交ぜて自然界における音楽の存在を表現しているという。
デヴィッドは昨年、3年ぶりのビョークのイギリス公演となる「マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル」が開催された際に、イントロダクションやナレーションを担当するという形でコラボが実現している。なお、ビョークは子供の頃に見たデイビッドによるザ・ローリング・ストーンズへのインタビュー映像を見て以来、デイビッドを「私のロックスター」と高く評価しているという。
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