2009年に公開され、世界興行収入が歴代1位となる26億4,000万ドル(約2,385億円)を記録したメガヒット作『アバター』の続編、『アバター2』の公開が3年後の2015年に延期となることが明らかとなった。
同作の製作を担当するFoxは2年後の2014年の公開を目指していたものの、ジェームズ・キャメロン監督は公開を1年遅らせることを決定。さらにニューヨーク・タイムズ紙によれば、ジェームズは映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手がけたピーター・ジャクソンが所有する、ニュージーランドのウェリントンにあるプロダクションスタジオにヘリコプターで15分の距離にあるという農地2,500エーカー(約10平方キロメートル)を購入。同地で『アバター2』と『アバター3』を撮影し、米カリフォルニアでモーション・キャプチャーのエフェクトをかける作業を行う予定だという。
また撮影のため1年半の間ニュージーランドに住むと噂されているジェームズは、ニュージーランド最大の都市オークランドに撮影用のプロダクション設備を建設するらしい。そんなジェームズは「できるだけ何らかの形でがんばりたいと思ってるんだ。ピーターと競うつもりはないけどね」と語っている。
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