ジースポートとティップネスは1日、動作評価「ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン(FMS)」の測定、改善提案を行うシステムを共同開発し、ティップネス全店舗にて提供を開始した。
FMSとは、アメリカのフィジカルセラピスト、グレイ・クック氏により体系化された、「動き」を関節の可動性・安定性・連動性の視点から測定評価する手法。7つの動作テストから動きの"くせ"を見つけることで改善につなげ、目的に応じたより効果的なトレーニングを可能にするという。
同システムは、ジースポートが培ってきた動作分析技術により、からだのゆがみを測定、姿勢評価やオススメトレーニングを提案する「ゆがみーる」をベースに開発されている。立位姿勢と、FMSの評価項目であるしゃがむ・またぐ・踏み込むなど7つの基本動作をカメラで撮影し、FMSの評価基準に基づいて評価。それをもとに、約200種類におよぶティップネス独自の目的別改善エクササイズの中から最適な種目を複数選択し、提案するという。
その場で撮影した本人の写真をシート上で表示するため、普段なかなか客観的に見ることができない自分の「動きの"くせ"」がわかる。また、評価に基づき自動抽出された目的別改善エクササイズに加え、トレーナーの判断も加味して最適なオリジナルメニューを作成。手渡される出力シートにはそれらが具体的な動作手順付きで明示されている。
アウトプットが非常に明確で実行しやすいため、受け手にありがちな「測定と評価だけで何となく満足してしまう」ことを防ぎ、より成果につながりやすくするとのこと。
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