マイクロン ジャパンは2日、インタフェースをSATA 2.0とし、価格を抑えた2.5型SSD「Crucial v4 SSD」シリーズを発表した。シーケンシャルリード最大230MB/秒と、低価格ではあるが十分な速度は確保している。店頭予想価格は容量別ラインナップで32GBモデルが4,000円、64GBモデルが6,000円、128GBモデルが9,000円、256GBモデルが16,000円。8月上旬の出荷開始を予定。

「Crucial v4 SSD」

現在の高速SSD製品では、SATA6Gbpsインタフェースの採用が一般的になっているが、マザーボード側のインタフェースとしては3GbpsまでのSATA 2.0がいまだ多くを占めているとし、そのような状況の中での選択肢のひとつとして、SATA 2.0インタフェースで最大限の性能を発揮できる本製品が市場投入されることとなった。

本体サイズは2.5型で、厚さは9.5mm。フラッシュメモリには25nmプロセスで製造されるMicron NANDフラッシュメモリMLCコンポーネントを採用している。転送速度は、最上位の256GBモデルでシーケンシャルリード最大230MB/秒、シーケンシャルライト最大190MB/秒。各モデルの転送速度の一覧は以下の表の通り。

■各モデルの転送速度
モデル 32GB 64GB 128GB 256GB
連続読み取り速度(MB/秒) 200 230 230 230
連続書き込み速度(MB/秒) 60 100 175 190
ランダム読み取り速度 10K 10K 10K 10K
ランダム書き込み速度 1.2K 2.4K 4K 4K