琵琶湖を大パノラマで楽しめる大人気の熱気球体験開催中。草津市内のホテルに宿泊すれば搭乗料金500円割引もある。

舞い上がる熱気球。繋留されているので安心だ

琵琶湖湖畔の熱気球体験、期間は7月27日(金)から8月5日(日)の10日間、時間は6:00~9:00までだ。

熱気球体験は今年で3年目となる。毎年評判がよく、今年は早朝にもかかわらず初日だけで210名の参加があった。場所は三方を湖に囲まれた烏丸半島内。周辺には琵琶湖博物館や水性植物公園水の森、烏丸記念公園、湖畔緑地や道の駅草津もあり、みどころ満載だ。

特に今の時期はハスが美しい。13ヘクタールと甲子園球場の約3倍の広さを誇る国内有数のハスの大群生を、上空から眺めることができる。琵琶湖のハスは「大賀ハス」と呼ばれる。2,000年前のハスの実から発芽したものが根分けされたものだ。

ハスの実は1951年に植物学者である大賀博士によって、千葉県検見川の落合遺跡から3粒発掘されたもの。放射性炭素測定によって2,000年前のハスの実であると推定され、その後大賀博士の尽力によりハスの実は発芽、開花に成功。それが日本、世界各地に根分けされた。現在千葉県の天然記念物にも指定されている貴重なものだ。

熱気球の広場に隣接している琵琶湖博物館は、「湖と人間」の新しい共存関係を築いていくことがテーマ。展示内容は、琵琶湖の生い立ち、人と琵琶湖の歴史、湖と環境と人々の暮らし、淡水の生き物達、太古の森、生活実験工房、日本のトイレの歴史など幅広くバラエティに富んでいる。

熱気球体験は予約等の事前受付は無く、当日受付のみ。受付開始は早朝5:50だ。雨天や強風の場合は中止になることがある。また、妊娠中の方は搭乗できない。小学生以下のお子様は保護者の同乗が必要となる。

搭乗料金は大人(中学生以上)2,500円、子供(小学生)1,800円だが、草津市内のホテルに宿泊すれば、500円引きとなる割引券を配布している。

熱気球乗り場までのアクセス
JR草津駅西口より近江鉄道バスからすま半島行き
「琵琶湖博物館前」下車徒歩約5分

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