「レッツエンジョイ東京」を運営するぐるなびは、東京土産に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。調査対象は、20歳以上の男女で、男性541人女性651人、計1,192人。調査期間は6月25日~28日でインターネットにて調査を行った。

「帰省あるいは地方の親戚を訪ねる際に手土産を買って行くとしたら、どれを選びますか?」

調査では、「帰省あるいは地方の親戚を訪ねる際に手土産を買って行くとしたら、どれを選びますか?」という問を東京・神奈川・埼玉・千葉在住者に、3つまで選択可能な選択形式にて聞いた。 男性1位の「東京ばな奈」(38.7%)は男性3人に1人が買う計算になる。女性2位(29.6%)にもランクインしており、パッケージや商品名に"東京"と記載されており、東京のお土産だということが一目瞭然なのも人気の一因かと調査で分析している。 女性1位(34.9%)、男性2位(20.2%)の「ねんりん家のバームクーヘン」はここ数年で台頭してきた新興勢力。特にスイーツのトレンドに敏感な女性には人気で、年代別で見ると20代、30代、50代女性で1位。男性2位(20.2%)、女性4位(15.5%)の「虎屋の羊羹」は、老舗の定番商品らしく、和菓子としては1番人気の結果となった。注目は女性3位、男性7位にランクインした「ガトーフェスタ・ハラダのラスク」。「群馬県に本店を構え、主に群馬県内の百貨店に出店しているが、銀座や新宿、池袋にも出店するようになり、東京土産のイメージが定着してきたのかもしれない」としている。

購入予算については、「1,001~2,000円」が47.7%、「2,001~3,000円」が33.6%、「1,000円以内」が14.6%だった。

「地方の友人を訪ねる際に手土産を買って行くとしたら、どれを選びますか?」

次に「地方の友人を訪ねる際に手土産を買って行くとしたら、どれを選びますか?」という問では、女性の4位に「ピエールエルメ・パリのマカロン」、5位に「東京ラスクのシュガーラスク」がランクイン。6位「小川軒のレイズン・ウィッチ」、7位「洋菓子舗ウエストのリーフパイ」も洋菓子がランクインしており、友人用の東京土産は洋菓子が人気があることがうかがえる結果になった。一方男性は、実家・親戚用の結果と順位の入れ替わりはあっても商品の違いはなく、女性ほど気にしていないのかもしれないと調査では分析している。

購入場所に関する質問では、1位のデパートが50%以上を占めたが、東京駅も48.6%と僅差だった。その他「相手の好みが分からないときの手土産には何を選びますか?」との質問では、「文明堂のカステラ」が1位(25.2%)となった。東京ばな奈は2位(22.5%)。