働く女性をサポートするウェブサイト「Happy OL」はこのほど、女性の海外旅行時のマネースタイル別生活実態調査を行い、結果を発表した。調査対象は、全国の海外旅行経験のある20~30代の男女計800名。6月12日、7月16日~18日にインターネットにて調査を行った。

「両替した金額の程度を教えてください」

調査ではまず、女性400名に海外旅行時の両替金額について質問。「両替はしなかった」「最小限(カードを使えない場合にそなえて交通費などのみ)」という基本はカードを活用して現金を持ち歩かない女性「現金モタネーゼ」は約4割だった。「現地で使う予定の金額通り」「現地で使う予定+プラス予備として多めに」を合わせた、多額の現金を持ち歩く女性「現金モチスギージョ」は約6割だった。

その後は、現金モタネーゼと現金モチスギージョについて調査。貯蓄額500万円以上の人は、現金モタネーゼが35%、現金モチスギージョが24%と約10%の差があった。一方、お金の管理スタイルについては、現金モタネーゼは31%が収入支出をしっかり管理していると回答。現金モチスギージョでは22.3%にとどまった。さらに現金モチスギージョは、整理整頓が苦手と答えた人が多く、不要なものの処分も「不要なものを処分できない・処分しない」を選んだ人が40.8%と現金モタネーゼの35.3%よりも多かった。 普段の荷物の持ち歩きについて聞くと、現金モタネーゼは筆記用具などビジネスシーンでの必需品を選んだ人が比較的多いのに比べ、現金モチスギージョは、充電池や食べ物など"もしも"の時に備えた物を持ち歩く傾向が見られたという。

さらに、男性への質問で、荷物が少ない女性が好みという人は約7割、財布が薄い女性のほうが好みという人は約6割と、圧倒的に荷物が多い・財布が厚い女性より人気が高いことがわかった。荷物が多い人・財布が厚い人に関しては、「だらしない」というイメージを持つ男性が4割近くにのぼっている。

性格についても、さっぱりキッパリの現金モタネーゼと、じっくりウジウジの現金モチスギージョと同社は調査結果から分析している。「貯蓄があり、異性にモテる女性を目指すのならば、まずは海外旅行時にカードを上手に活用して、 現金モタネーゼを目指してみては? 」とコメントしている。