フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、国内で販売するフォルクスワーゲン乗用車の最上級モデルとなる「フォルクスワーゲン CC」を発売した。プリクシャッシュブレーキシステムなど、先進安全装備を搭載した「テクノロジーパッケージ」も用意する。
同モデルは、「パサート CC」の一部改良を機に、全世界的に「フォルクスワーゲン CC」に名称変更。フォルクスワーゲンセダンの頂点である「フェートン」と、昨年6月に発売された「パサート」の中間のモデルという位置づけに。日本では「フェートン」が未導入のため、国内でのフォルクスワーゲン乗用車としては最上級モデルとなる。
「パサート CC」からの変更点は、フロントおよびリア部分を水平基調とする最新のフォルクスワーゲンデザインに改めたほか、18インチホイールの採用、フロントポジショニングランプ / テールライトのLED化などを施した。インテリアには上質なナパレザーを全席に採用。さらにフロントガラスに遮音フィルムを内蔵しボディ随所にも遮音材を追加するなど、上級モデルにふさわしい優れた静粛性を確保している。
グレードは「1.8TSI」「1.8TSI テクノロジーパッケージ」の2グレード構成。テクノロジーパッケージはアクティブクルーズコントロール、プリクラッシュブレーキシステム、レーンチェンジアシストシステムのセットとなっている。価格は「1.8TSI」が499万円、「1.8TSI テクノロジーパッケージ」が524万円。