NHN Japanは、同社が運営するスマートフォン向け無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」の登録ユーザー数が26日時点で世界5,000万人(iPhone/Android/Windows Phoneアプリ・フィーチャーフォン総計)を突破したと発表した。日本国内の登録ユーザー数は2,534万になった。

登録ユーザー数の推移

LINEはユーザー同士であれば国内・海外、通信キャリアを問わず、無料で音声通話・メールが楽しめるスマートフォンアプリ。2011年のサービス公開から、約1年となる7月2日には、登録ユーザー数世界4,500万人・国内2,000万人を達成。その後も、1週間に100万人以上のペースで利用者数を伸ばし、7月16日にはカンボジア・ウクライナ・カザフスタン、17日にはロシア・ベラルーシ・ラトビアの各国App Store無料総合ランキングで1位を獲得したという。現在は日本をはじめ世界230以上の国や地域で利用されている。

同社では、従来の中東・東南アジア地域に加えて、ロシア周辺諸国においてもユーザー数が急増したことを受け、4,500万ユーザー達成から約3週間で5,000万ユーザーを突破したとみている。

なお、5,000万ユーザーを達成するのに要した期間は399日。Twitterの1,096日、Facebookの1,325日と比較しても急速なペースで利用者数が増加している。

同社では、今後、2012年中に世界1億ユーザーの目標達成に向け、サービスの利便性向上やマルチデバイス対応、多言語展開などを継続強化していく一方、北米・中国市場にも本格的に進出し、ユーザー基盤の拡大を図っていく方針。同時に外部コンテンツパートナ協力のもと、LINEが保有するユーザー基板をベースに新プラットフォーム、「LINE Channel」上でゲーム・占い・クーポンなど各種連携サービスを展開していく。