キヤノンは7月19日、コンパクトフォトプリンター「SELPHY」シリーズの新モデル「CP900」を発表。発売は9月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は10,000円前後となっている。

カラーはブラックとピンク、ホワイトの3色が用意される

新たにWi-Fi(無線LAN)接続に対応したモデル。同じく7月26日に発表された「IXY 430F」などのWi-Fi対応カメラやスマートフォンと、ワイヤレスで接続してプリントを行える。無線アクセスポイント経由のインフラモード、およびアドホックモードのいずれにも対応。対応規格はIEEE802.11b/gだ。

「CP800」などの従来モデルと同様に、デジタルカメラとのPictBridge接続用のポートや、SD/SDHC/SDXCカードなどに対応するメモリーカードスロットなども備えている(miniSD/SDHCやmicroSD/SDHC/SDXCはアダプターが必要)。USBメモリ内の画像ファイルを印刷することも可能だ。

主な仕様は、プリント方式が昇華型熱転写方式(Y/M/C/オーバーコートの専用カセットを使用)で、印刷解像度が300×300dpi、階調数が256階調/色となっている。公表されているプリント時間は、Lサイズが約39秒、ポストカードサイズが約47秒、カードサイズが約27秒だ。

サイズはW178×D127×H60.5mm、重量は約810gだ。

スマートフォンや、同時発表の「IXY 430F」などのWi-Fi対応カメラから、ワイヤレスで接続してプリントを行える