コルグは、PCM RAM容量を約2GB、SSD容量を62GBと倍増し、KRONOS Sound LibrariesやKARO Sound Librariesによる膨大な拡張音色ライブラリーに対応した最新ミュージック・ワークステーション「KRONOS X」を、米国ナッシュビルで開催されたSummer NAMM 2012にて発表した。

KRONOS Xは、従来機種のKRONOSから内蔵メモリー容量やSSDのサイズをアップし、サンプラー機能を充実させた最新ミュージック・ワークステーション

本製品では、ピアノ、エレピ、強力なアナログ・モデリングなど厳選した9つの音源を一台に統合。さらにKARMA、サンプリング、オーディオ録音、MIDIシーケンサーなど、あらゆる機能を網羅したシンセサイザーとなっている。また、巨大なPCM RAMとSSD容量を活かしたユーザー自身による大容量サンプル・ライブラリーの作成が可能なユーザー・サンプル・バンク機能を搭載。最大16系統を同時使用できる高品位エフェクト、プログラムやコンビネーションを1タッチで保存/呼び出し可能なセットリストモード、全モードで常に有効、音色切り替え時の音切れを解消したスムースサウンドトランジションなどの機能も備える。61鍵盤モデルをはじめ、RH-3ピアノ鍵盤を採用した73鍵盤モデル、88鍵モデルをラインナップ。