バッファローは25日、無線LANルータにUSB接続の子機を同梱したセットモデルとして、ハイパワーアンテナ搭載モデルの「WHR-300HP/U」と、エントリモデル「WHR-300/U」の2モデルを発表した。両モデルともに7月下旬より発売し、価格(税別)は「WHR-300HP/U」が10,000円、「WHR-300/U」が、6,300円。
「WHR-300HP/U」は、IEEE802.11b/g/n対応で最大転送速度が300Mbps(理論値)の無線LANルータ。2本のハイパワーアンテナ(送信×2、受信×2)を搭載する。2台の無線LAN機器間の無線通信機能をサポートすることで、電波が届きづらい死角エリアへの電波中継が可能。
スマートフォンなどからQRコードを読み込んで設定を行う「QRsetup」に対応。ゲーム機用などとしてAOSSにも対応する。セキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA/WPA2 mixed PSK、WEP(64/128bit)、any接続拒否、MACアクセス制限など。
100BASE-TX/10BASE-T対応有線LANポートは、WAN側×1基、LAN側×4基。本体サイズはW142×D25×H124mm、重量は約230g。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X 10.5~10.7、Android 2.1~4.0、iOS 3~5。
「WHR-300/U」は、「WHR-300HP/U」からハイパワーアンテナを省略したエントリーモデル。通信距離が若干短く、ワンルームなどでの使用に向くとしている。生活時間にあわせて使用時間を設定し、節電に貢献する「おまかせ節電」機能を搭載。また、電源が切れている時でも、AOSSボタンを押すだけで即座に復帰する。本体サイズはW127×D24×H143mm、重量は約198g。その他の仕様は「WHR-300HP/U」とほぼ共通。