楽天Edyは24日、セブン&アイ・ホールディングス(以下「セブン&アイ」)が複数の電子マネー決済を可能にする「マルチ電子マネーサービス」に関する契約を締結したことにより、「イトーヨーカドー」および大型ショッピングセンター「Ario(アリオ)」の全176店舗・約5,000のテナント専門店に、電子マネー「楽天Edy」を順次導入すると発表した。

今回、楽天Edyがセブン&アイグループの店舗・テナントに導入された背景は、一台の決済端末で国内の主要電子マネー(「楽天Edy」「nanaco(ナナコ)」「全国の交通系電子マネー」)に対応できる点、そしてテナントごとに異なるレジを使用していても対応できる外付けの決済端末である点にある。

今月末より、「イトーヨーカドー」の大型店や「Ario」など、計8店舗で本格的なサービス導入を開始し、今年末までに、約60店舗・約2,600テナント専門店を超す国内各店舗へ拡大していく。また、今後は、「赤ちゃん本舗」「LOFT」「そごう・西武」などのセブン&アイグループ各社への「楽天Edy」の導入も検討中。 楽天Edyは、ユーザーの利便性向上を目指し、各小売・飲食業者との協業に努め、電子マネーの普及を目指していくとしている。

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