LGエレクトロニクス・ジャパンは24日、ベゼル幅が1.2mmの液晶ディスプレイとして、27型ワイドモデル「IPS277L-BN」と、23型ワイドモデル「IPS237L-BN」を発表した。8月上旬より発売し、店頭予想価格は「IPS277L-BN」が33,000円前後、「IPS237L-BN」が22,000円前後。
両モデルともに、ベゼルの上/左/右部分がわずか1.2mmという液晶ディスプレイ。これにより、映画館のような視聴時の没入感を高めたとしている。IPS方式の液晶パネルを採用し、さらに従来モデルと比較して消費電力を約19%低減。省エネ機能「Super Energy Saving」を利用することで、最大38%の節電が可能という。
付属のMHLケーブルを使い、MHL(Mobile High-Definition Link)対応スマートフォンと接続可能。スマートフォンの画面を手軽に表示できるほか、接続したスマートフォンの充電も行える。
ハードウェアキャリブレーションに対応しており、キャリブレーションソフトとして「True Color Finder」が付属。RGBとCMYの6色の色彩と彩度を自由に設定できる「カラーコントロール機能」を搭載し、各色個別に色相変換を設定できる。
主な仕様はほぼ共通で、液晶パネルがIPS方式、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平/垂直とも178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が5ms(GTG)、コントラスト比が1,000:1(DFCオン時:5,000,000:1)。
スタンドのチルト角度は上20度/下5度、映像入力インタフェースは、HDMI×2(うち1つはMHL)、D-Sub×1。本体サイズ/重量は27型ワイドの「IPS277L-BN」がW623×D168.4×H449.3mm/5.3kg。23型ワイドの「IPS237L-BN」がW533×D151.1×H399.2mm/3.6kg。