東芝は7月23日、「レグザブルーレイ」シリーズのBDレコーダー「DBR-Z260」「DBR-Z250」を発表した。発売は8月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はDBR-Z260が85,000円前後、DBR-Z250が7万円前後となっている。

W430×D195×H47mmというコンパクトサイズで、従来機から設置面積が約40%削減された(写真は「DBR-Z260」)

背面パネルは非常にシンプル。D端子やS端子は省略されている

DBR-Z260/250は、2011年11月に発売された「DBR-Z160」「DBR-Z150」の後継モデル。いずれも、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載している。

内蔵HDDの容量はDBR-Z260が2TBで、DBR-Z250が1TB。USB接続タイプの外付けHDDへの録画にも対応している。外付けHDDの最大容量は4GBで、8台まで登録可能だ。最大15倍の長時間録画にも対応しており、ダブル録画時でもそれぞれ約10倍の長時間録画モードが利用可能だ。

記録可能な光学メディアは、BD-R/RE(DL)、BDXL、DVD-R(DL)/RWで、DVDメディアでは、AVCRECフォーマットも利用可能だ。BD-REメディアにムーブした番組を内蔵HDDに再ムーブする「録画番組書き戻し」機能も搭載している。

スマートフォンやタブレットへの録画番組の持ち出しや、録画番組/放送中番組のネットワーク経由での配信を行える「レグザリンク・シェア」機能も搭載。ホームネットワーク内のDLNA機器に録画番組を配信する「ネットdeサーバーHD」も利用できる。また、液晶テレビ「レグザ」の録画モデルから無劣化ダビングを行う「レグザリンク・ダビング」にも対応している。

従来機との違いは、大幅なコンパクト化。従来機のDBR-Z160では321mmだった奥行きは、DBR-260では195mmに短縮(突起部含まず)。高さも80mmから47mmへと低くなっている。小型化に伴い、光学ドライブは、トレイ式からスロットイン式に変更された。