ワコールは、9月3日の「睡眠の日」に向け、睡眠の現状を明らかにするため、全国の20歳代から40歳代の男女1,029人を対象に「睡眠に関するアンケート調査」を実施した。
睡眠時間「6時間未満」が3割以上
平均的な睡眠時間は、6時間~6時間半と回答した人がもっとも多く、19.5%だった。また、3割以上の人が6時間未満の睡眠で日々の生活を送っていた。
続いて「睡眠に対する不満」を聞いたところ、自分の睡眠に対し「満足している」と回答した人は28.9%。一方、「やや不満」「不満」を合わせると71.1%となり、実に7割以上の人が何らかの不満を持っていることがわかった。具体的には「疲れが取れない」「寝起きが悪い」「寝つきが悪い」などが多かった。
8割上の人が、寝るための儀式を行っている
よりよい眠りのために「睡眠のスイッチと言える行動」を行っているかとの問いには、82.4%の人が行っていることが明らかになった。具体的な内容のトップ3は、「トイレに行く」(44.8%)、「歯を磨く」(43.0%)、「パジャマ等に着替える」(32.0%)だった。
スムーズな寝つきのため、就寝前に行うその人独自の「睡眠のスイッチ」といえる習慣行動は「入眠儀式」と呼ばれている。毎日繰り返し行っていると、決まった行動をとることで心身が安らぎ、自然と“眠りモード”に入るようだ。
就寝時に着用している寝衣、夏場の“パジャマ派”は2割強
「就寝時に着用している寝衣」について聞いたところ、夏は「Tシャツ・短パン」が60.1%と圧倒的に多く、「パジャマ」は22.7%。暑い夏場にパジャマを着ている人は少数派という結果が出た。一方、冬は「パジャマ」「スウェット・ジャージ」がともに42.3%と同率首位だった。
ところが、「より良い眠りのために、何を身に着けて寝るのがいいと思うか」との質問には、54.2%と半分以上の人が「パジャマ」と回答。実際の着用率との間に開きがあることもわかった。
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