ビー・エム・ダブリューはこのほど、フル・ハイブリッドモデルの「BMW ActiveHybrid 5(アクティブハイブリッド・ファイブ)」ならびに広々としたラゲッジスペースを持つ「BMW 523iツーリング」を、在日ドイツ連邦共和国大使館の公用車として納車した。
同社はこれまでにも数多くの車両をドイツ大使館に納車しており、2009年には「740i」「525iセダン」「525iツーリング」を、2010年には「ActiveHybrid 7 L」をそれぞれ納車している。今回は「525iセダン」に替わる車両として「ActiveHybrid 5」を、「525iツーリング」に替わる車両として「523iツーリング」を公用車として納車した。
駐日ドイツ連邦共和国大使のフォルカー・シュタンツェル氏は、「BMWのハイブリッド車を我々の公用車として導入することで、環境問題意識が非常に高い日本において、環境負荷を低減することに貢献でき嬉しく思います」と述べている。
「ActiveHybrid 5」は3.0リットル直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンと電気モーターを組み合わせ、システム・トータルで最高出力340PSを発揮する。同時に環境性能もきわめて高く、60km/hまでの速度では電気モーターのみによるゼロ・エミッション走行も可能だ。燃料消費量は同排気量のガソリンエンジンモデルと比較して約15%向上している。