ナイキは20日、セリエAのFCインテルナツィオナーレ・ミラノ(以下、インテル)とユヴェントスFC(以下、ユヴェントス)の2012 / 2013シーズン新ユニフォームを発表した。
インテルはサッカー日本代表、長友佑都選手が所属することでも知られるクラブ。新しいホームユニフォームは、伝統的なブルーとブラックのストライプはそのままに、ブラックの幅を広くして支配的な印象を強め、クルーネックの襟もブラックとした。アウェーユニフォームはシャツ、ショート、ソックスともに鮮やかなレッドを採用し、シャツの袖口にブルーとブラックを用いてクラブの伝統を刻み込んでいる。
昨シーズン、無敗での優勝を成し遂げたユヴェントス。新ホームユニフォームには、黒の幅広い縦縞が4本施された。1923年、クラブのオーナーにアニェッリ家が就任した際、同クラブの根幹となる柱として表明した4つの本質的価値「家族」「連帯」「忠誠」「名誉」にちなんだものだという。
新しいユニフォームでは、背中に施される名前の色がこれまでのイエローからブラックに戻され、ブラックフレームにホワイトフォントで背番号を入れる伝統的なデザインも復活。また、胸の部分には今シーズンより、フィアットクライスラー社「Jeep」のロゴが入ることになった。
両クラブとも、新ユニフォームにナイキの革新的テクノロジーであるリサイクルポリエステルを採用。シャツとショートに最大13本のプラスチックボトルを使用し、これまで以上に環境に優しいユニフォームとなっている。インテルの新ユニフォームは7月中旬より販売開始し、価格はオーセンティックジャージが1万5,750円、レプリカジャージがホーム・アウェイともに1万80円。ユヴェントスの新ユニフォームは8月上旬に発売され、レプリカジャージはホーム・アウェイともに1万80円で販売される。