日本自動車連盟(以下JAF)はこのほど、九州地方に大きな被害をもたらした記録的な大雨の影響による冠水・水没のロードサービス救援が急増していることを発表した。
JAFによると、ロードサービス救援依頼は7月11日~16日の6日間で急増。366件にのぼるという。救援依頼が集中した地域は、福岡県内(八女・久留米エリア)、熊本県内。JAFでは今後も九州地方に限らず、集中豪雨や台風により道路が冠水することが予想されるため、ドライバーに対して注意を呼び掛けている。
JAFは大雨・集中豪雨時にクルマの浸水トラブルを防ぐポイントとして以下を挙げている。
・視界や見通しが悪く危険であるため、大雨・集中豪雨の際はなるべく運転を控える
・周囲より低い位置にある地下道、アンダーパスなどは通らない
・クルマの保管場所(自宅駐車場など)の状況を確認する
・落輪の危険性やエンジンルームなどに水が入る可能性があるため、
5~10cm程度の比較的水深の浅い冠水路でも慎重になる(夜間は特に注意)
また、JAFではホームページ「JAFチャンネル」にて、冠水路走行テストおよび水没テストを公開。車が冠水路に入ってしまった場合、さらには車が停止し水没してしまった場合、ドライバーはどのように対処すべきなのか、また車にどのような影響があるのかを検証している。
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