LGエレクトロニクス・ジャパンは18日、高透過率のIPSパネルを採用する液晶ディスプレイとして、3D対応で27型ワイドの「D2743P-BN」と23型ワイドの「D2343P-BN」を発表した。7月下旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格はD2743P-BNが45,000円前後、D2343P-BNが33,000円前後。

D2343P-BN

通常使用時で約36Wの電力を消費していた従来モデル「IPS236V-PN」と比べ、輝度やコントラスト比はそのままで消費電力を約30%カットした。通常動作時の消費電力は27型のD2743P-BNが27W、23型のD2343P-BNが25W。

偏光式による3D立体視に対応し、本体のボタンで簡単に2D→3Dの切り替えが可能。同梱する専用の偏光メガネによって、コンテンツの3D立体視に加え、対戦型ゲームなどで2人がそれぞれの映像を画面いっぱいに視聴できるマルチプレイに対応することが特徴だ(マルチプレイ用の専用メガネは別売りで、マルチプレイ時は2D表示)。また、ぼやけた映像や画像を鮮明にする超解像技術「SUPER+ RESOLUTION」を搭載している。

主な仕様はいずれも共通で、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が垂直/水平とも178度(3D時は水平130度/垂直12度)、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が5ms(GTG)、コントラスト比が1,000:1(DFCオン時で5,000,000:1)。

スタンドのチルト角度は上20度/下5度。映像入力インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1(HDCP対応)、D-Sub×1。本体サイズ/重量は27型ワイドの「D2743P-BN」がW641.4×D203.3×H459.3mm/4.8kg。23型ワイドの「D2343P-BN」がW544.2×D181×H406.5mm/3.2kg。