KDDIは、Android 4.0搭載のセットトップボックス(STB)「Smart TV Box」を開発し、8月からジャパンケーブルネットと協同でサービス提供に向けたトライアルを開始すると発表した。
「Smart TV Box」は、Android 4.0を搭載したケーブルテレビ用のセットトップボックス。地デジ、BS、ケーブルテレビの放送受信や生活にまつわる地域情報の閲覧、Goole Playをはじめとしたアプリマーケットのアプリ、YouTubeなどのエンタテインメントコンテンツを楽しむことができる。Wi-Fiアクセスポイントも備えており、自宅のテレビやタブレット端末、スマートフォンなどのWi-Fi搭載機器を接続することも可能。
主な仕様は以下のとおり。通信はDOCSIS 3.0を搭載、LAN/WAN 端子各1系統(10BASE-T/100BASE-TX)、Wi-Fi AP機能搭載(IEEE 802.11a/b/g/n、2.4GHz/5GHz)、au スマートフォン向け「かんたん接続」に対応。TV機能はRFトリプルチューナ(ダブル録画可能)、外付けHDD 録画対応、番組表(G ガイド)、リモート録画対応。外部出力は映像出力(HDMI)、アナログ出力(mini ピンジャック)、光デジタル音声出力、USB 3系統、SDカードスロット1系統。サイズは、幅17.6cm×高さ5.1cm(足含む)×奥行き17.6cm(端子含む)。
なお、同製品は本日(18日)より開催の「ケーブルコンベンション2012」に出展されている。