ダイキン工業は7月17日、加湿空気清浄機「うるおい光クリエール」の新モデル「MCK70N」「MCK55N」「MCK40N」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格は、MCK70Nが54,000円前後、MCK55Nが43,000円前後、MCK40Nが38,000円前後となっている。
空気清浄機は基本的に、内蔵されたフィルターに部屋の空気を通して濾過することで、ハウスダストなどを取り除くためのものだ。ただし、最近の製品ではウィルスやアレル物質などの抑制、臭いの分解の機能も追加されているものが多い。同社の空気清浄機がこれらの目的のために使用しているのが「光速ストリーマ」だ。光速ストリーマは、強力な酸化力を持つ高速電子で、空気清浄機内のフィルターに吸着した臭いなどを分解する。
新モデルでは、この光速ストリーマ発生装置に加えて、「アクティブプラズマイオン」を採用。こちらは、空気清浄機内ではなく外に放出され、空気中の臭いや有害物質などを抑える働きをする。
3モデルの最大風量は、MCK70Nが7立方メートル/分、MCK55Nが5.5立方メートル/分、MCK40Nが4立方メートル/分。空気清浄の適用床面積は、それぞれ31畳/25畳/19畳となっている。加湿能力は、MCK70Nが630ml/時、MCK55Nが500ml/時、MCK40Nが400ml/時。本体サイズは、MCK70NがW395×D287×H620mm、MCK55NとMCK40NがW374×D270×H590mmだ。
3モデルのうち、MCK70Nは、新「eco節電」モードを搭載する。同モードは、風量を抑えて自動運転を行う従来のeco節電モードに、空気がキレイになったら運転を自動停止する機能が追加されたものだ。