日産自動車は17日、SUV「エクストレイル」の特別仕様車「20Stt」と「20Xtt」を設定して発売したほか、クリーンディーゼル車「20GT」の仕様を向上して発売した。
20Sttは、インテリジェントキーやエンジンイモビライザー、フロントバンパー組込みハロゲンフォグランプ、ASCD(オートスピードコントロール装置)などを標準装備とした特別仕様車。4WD車のみで、価格は226万4,850円。
20Xttは、ASCDとフロントバンパー組込みハロゲンフォグランプに加えて、キセノンヘッドランプや18インチタイヤ、アルミホイールを標準装備。価格は、2WD車が228万6,900円、4WD車が249万6,900円。
20Sttと20Xttともに、エンジンはMR20DE(DOHC 直列4気筒)、ミッションにエクストロニックCVTを採用。乗車定員は5名。
クリーンディーゼル車の20GTは、防水シートや全席ヒーター付シート(後席中央を除く)に加え、後席にリラックスヘッドレストを標準装備。価格は6AT車が317万6,250円、6MT車が312万3,750円。乗車定員は5名。
エクストレイルのグレード体系も一部見直され、一部グレードは「環境対応車普及促進税制」により、自動車取得税と自動車重量税が50%減税または免税となってエコカー補助金対象車に、20GTはクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金対象車となる。
なお、同社の関連会社であるオーテックジャパンも、「20Xtt」をベース車とした特別仕様車「エクストレイル 20Xtt エクストリーマーX」を追加設定して発売した。価格は265万4,400円。