日産自動車は16日、横浜大さん橋で行われたワールドプレミアイベントにおいて、新型グローバルコンパクトカーを初公開した。日本では次期型「ノート」として9月に発売を予定。
同車は、現行の「ノート」と「ティーダ」のユーザー層をカバーするモデルであり、現行ティーダの広い室内や上質なインテリア等を受け継ぐほか、コンパクトクラスで初設定となるアラウンドビューモニター(AVM)などを標準装備。
エンジンは、3気筒の1.2L直噴ミラーサイクルエンジンにスーパーチャージャーを搭載した「HR12DDR」(DIG-S エコ スーパーチャージャー)と「HR12DE」をラインアップし、2WD車にはアイドリングストップシステムを採用。トランスミッションは全車に副変速機付エクストロニックCVT(無段変速機)を搭載する。
HR12DDRエンジン搭載車は、1.5L並のトルクを発生しながらクラストップレベルの低燃費25.2km/L(JC08モード)を両立し、「環境対応車普及促進税制」(エコカー減税)によって自動車取得税及び自動車重量税が免税。「HR12DE」エンジン搭載の2WD車は、自動車取得税および自動車重量税が75%減税となる。