俳優の津川雅彦が読売テレビの討論バラエティー番組『たかじんのそこまで言って委員会』(毎週日曜 13:30~)の新レギュラーとして7月15日放送分から出演することになり13日、大阪市内の同局で行われた収録に臨んだ。
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津川は過去に2回、同番組にゲストパネラーとして出演。それまで討論番組に出演することはほとんどなかったが、民主党政権を痛烈に批判するなどの辛口発言が反響を呼び、論客ぶりを視聴者に知らしめた。
この日の収録では「尖閣諸島の国有化」や滋賀県大津市の「いじめ問題」についての討論に参加。さらに、ゲストで登場した「反原発運動」を訴える俳優・山本太郎と、日本ではタブーとされがちな「俳優の政治的発言」について激論を交わした。
収録後、記者会見に臨んだ津川は「ゲストのときとは違う緊張感があった。でも『おもしろいな』という感じはあったので、毎回、大阪に来るのが億劫になることはなさそうです」と笑顔を見せた。「ほかのパネラーのみなさんは口が達者で太刀打ちできない」と評論家の宮崎哲弥氏、コラムニストの勝谷雅彦氏らレギュラーパネラー陣の過激な弁舌に圧倒されながらも、「あの中でからかえるのは田嶋陽子さんぐらいですね。とてもかわいい方で…(笑)」とコメント。番組の"ご意見番"こと政治評論家・三宅久之氏と田嶋氏の間で繰り広げられてきた、『委員会』伝統のバトル?への参戦を宣言し、会見を盛り上げていた。