パナソニックは、一般家庭向けの白熱電球(E26口金タイプ)の生産を2012年10月31日をもって終了させると発表した。白熱電球の生産終了は、省エネランプ普及促進に関する取り組みの一環として行われるもの。
生産の終了が発表されたのは白熱電球「長寿命シリカ電球」4製品。パナソニックでは、経済産業省が2008年5月に定めた「省エネランプ等の普及促進対策」に基づき、照明の省エネ化を進めてきた。
同商品の生産終了は当初、2013年3月31日が予定されていたが、半年早められたことになる。同社では、2009年10月にLED電球の発売を開始し、一般家庭向けの白熱電球代替商品がほぼ出そろったことから、今回の生産終了前倒しに至ったということだ。
パナソニックでは今後とも、より高効率のLED電球などの開発・普及促進に取り組むとしている。