ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリストのスラッシュが、ハリウッドの殿堂入りを果たしたことが明らかとなった。
今回ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに2473番目のスターとしてその名を刻まれたスラッシュは、ロサンゼルスのハードロックカフェ前で行われた除幕式に登場。式典にはチャーリー・シーンをはじめ、音楽プロデューサーのロバート・エヴァンスやラジオホストのジム・ラッドなども駆けつけた。スラッシュは「この業界に入ってかなり経つけど、ハリウッドからこういう形で評価してもらえるのは、大きな、大きな名誉だよ。みんなに感謝したい。信じられないよ!」と喜びを語っていた。
親友のチャーリーもスラッシュの殿堂入りを祝って心温まるスピーチをしたものの、ガンズ・アンド・ローゼズのボーカル、アクセル・ローズに対する批判も忘れていなかった。「このストリートにスラッシュの星が刻まれるっていうのはホントに理にかなったことだよね。だって、いつの日かアクセルがここの上で寝る時がくるだろうから。ここにいるこの男が、その音楽、人間性、そして情熱によって、僕の世界の見方を永遠に変えてくれたんだ。それは本物の芸術のみに成せるわざなんだ」
さらに、最新TVシリーズ『アンガー・マネージメント』で見事復帰したものの、私生活における数々の問題と、『チャーリー・シーンのハーパーボーイズ』の制作者チャック・ロリーに対する批判を理由に同番組を解雇されるなど、いい噂を聞かないチャーリーだが、スラッシュは親友のチャーリーをかばい、その友情を強調した。「ここ数年は俺はきちんとやってるし、チャーリーだって実際は、世間で言われているような男じゃなくてもっとちゃんとした奴なんだよ。色々ある時もあったけど、チャーリーは今でもちゃんとそれを償って生きているんだ。でもね、俺がチャーリーの一番大好きなところは、首尾一貫していてどんな時でも誠実であるとこなんだ」
そんなスラッシュの殿堂入りの除幕式だが、妻のパーラ・フェラーさんと2人の息子も参加していた。
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