オリンパスは10日、2012年「内視鏡検査に関する意識アンケート」の結果を公開した。同調査は7月14日の「内視鏡の日」にちなみ、同社が毎年実施しているもの。インターネット調査で行われ、全国20歳以上の男女10,927名の回答を得た。調査期間は3月23日~4月23日。
同調査によると、これまでに「上部内視鏡検査(食道、胃、十二指腸)を受けたことがある人」は、男女あわせて52%(男性57%、女性43%)にのぼり、また「大腸内視鏡検査を受けたことがある人」は、男女あわせて25%(男性30%、女性18%)となった。
また、上部内視鏡検査を受信したきっかけは、男性が、1位「定期健診の再検査」、2位「自覚症状」、3位「医師の薦め」、女性が、1位「自覚症状」、2位「医師の薦め」、3位「定期健診の再検査」。
大腸内視鏡検査を受信したきっかけは、男性が、1位「定期健診の再検査」、2位「医師の薦め」、3位「自覚症状」、女性が、1位「医師の薦め」、2位「自覚症状」、3位「定期健診の再検査」となっている。
さらに、検査後の感想の設問では、両検査ともに「意外と楽」または「予想ほどつらくなかった」をあわせた回答が、「予想以上につらかった」という回答を上回る結果となっている。「受けて良かった」と感じているの割合は、女性が男性を上回った。
内視鏡検査についての意見では、「飲みやすいようにもっと細くしてほしい」、「苦痛の少ない内視鏡を開発してほしい」、「つらい、苦しいというイメージだったが、検査を受けて安心した」などのコメントがよせられている。
なお、詳しい調査結果は、同社サイトで見ることができる。
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