いすゞ自動車はこのほど、「コモ」(積載量1トンクラス)をフルモデルチェンジして、ガソリンエンジン搭載車を発売したほか、ディーゼルエンジン搭載車とスーパーロングボディを7月下旬に発売すると発表した。
同車は、日産自動車の「キャラバン」をベースに、OEM契約に基づいて供給を受けるモデル。今回のフルモデルチェンジでは、ディーゼルエンジン「YD25DDTi」搭載車を新たに投入するとともに、クラストップレベルの低燃費を実現し、ディーゼル車・ガソリン車とも平成27年度燃費基準を達成している。
また、荷室長を拡大してクラストップレベルという3,050mm(プレミアムLG、5人乗り)の広さを実現したほか、ホイールハウス上面を棚などが設置しやすい平らな形状に変更、工具類などを固定できるユーティリティナットを荷室各部に採用している。プレミアムLGでは後席5 : 5分割可倒式リアシートを採用。
そのほか、ABSを全車標準装備、燃費や航続可能距離などを表示する車両情報ディスプレイをLGに標準装備、イモビライザーをプレミアムLGに標準装備する。
ディーゼルエンジン「YD25DDTi」搭載車(LDF-JVW2E26-S46DA)は、バンタイプ4ドア定員6名、トランスミッションに5AT、駆動方式は2WDを採用し、価格は263万1,300円。
ガソリンエンジン「QR20DE」搭載車は、バンタイプ4ドア定員6名(CBF-JVR2E26-S46DA)と、バンタイプ5ドア定員3名(CBF-JVR2E26-S53DA)のモデルがあり、いずれもトランスミッションに5AT、駆動方式は2WDを採用し、価格は4ドア6名が203万5,950円、5ドア3名が200万9,700円。