KDDIは11日、スマートフォン「MOTOROLA RAZR IS12M」をAndroid 4.0(4.0.4)にバージョンアップする最新ソフトウェアの提供を開始した。更新時間の目安は約60分、必要な空き容量は300MB以上。
今回のバージョンアップにより、複数の機能が追加される。ロック解除画面が変更され、「カメラ」「電話」「Eメール(@ezweb.ne.jp)」の直接起動が可能になる。また、ホームスクリーン上でアプリショートカットを重ねることでフォルダの作成が行える。さらには、データ使用メニューの追加によりアプリごとのデータ使用量が確認可能になり、顔認証によるロック解除機能も新たに加わった。
ロック解除画面が変更。「カメラ」「電話」「Eメール」の直接起動が可能に |
フォルダ作成が可能に |
Eメール(@ezweb.ne.jp)アプリでは背景色の設定を白背景、黒背景から選択可能に。受信/送信メールにファイルが添付されている場合は、添付ファイルの保存先の変更も行える。 SMS(Cメール)では「テキストメッセージ」アプリでau絵文字が利用可能になり、同アプリで海外の現地ケータイの電話番号をあて先にして文字のメッセージ送信ができる。
このほか、安心セキュリティパック機能の追加により、安心セキュリティパックにおける3LM Securityの位置検索で、GPS機能をOFFにしていても位置検索に限りGPS検索が可能になった。Wi-Fi通信ではWi-Fiから3G通信への切り替え完了までの待ち時間も短縮された。 一方で、モトローラ独自のソーシャルネットワーキングアプリが削除され、Facebook、Twitterアプリがプリインストールされる。