マイクロソフトは10日付けで、Office for Mac 2011の更新プログラム「Microsoft Office for Mac 2011 14.2.3更新プログラム」を公開した。Microsoft AutoUpdateや同社のWebサイトからダウンロードできる。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは134MB。
このアップデートには以下のような改善が含まれる。
全体関係
- Microsoft Document Connectionが、0バイトのSkyDriveフォルダをファイルとして表示してしまう問題の修正
- SkyDriveでの接続信頼性を向上
Excel関係
- ピボッテーブルの行または列をドラッグして移動する際の安定性を向上
- リンクが無視された際に「#REF」を返してしまう問題を修正
Outlook関係
- IMAPユーザーが「下書き」「送信済みアイテム」などのフォルダをサーバ上に作成しようとしたときに「不明な名前空間」というエラーになる可能性がある問題の修正
- LyncまたはCommunicatorが実行されているときに特定の連絡先の詳細を表示しないように修正
- Exchange 2007からダウンロードされたExchangeの電子メールメッセージに返信または転送する際に発生する問題の修正
- GmailにIMAPを利用して接続する際にメッセージが重複する問題の修正
- IMAPアカウントを持つユーザーに対し、断続的に同時接続数が多すぎるとのエラーが発生する問題の修正
- NTLMベースの認証を使用するプロキシサーバーを経由して接続する際に発生する問題の修正
Word関係
- Wordとフルスクリーン表示の統合の改善