KOUZIROは10日、Android 4.0を搭載する21.5型タッチパネル液晶「SmartDisplay」を発表した。液晶ディスプレイ製品ではあるが、Android 4.0搭載のシステムを丸ごと内蔵しており、単体で一体型パソコンのように利用することができる。同社直販Webサイトや電話窓口を通して即日発売。価格は34,800円。
各種入力端子を備えるフルHDタッチパネル液晶ディスプレイに、単体でも利用できるAndroidプラットフォームを内蔵した、一風変わった製品。Google Play等のアプリマーケット経由で豊富なアプリケーションをタッチ操作で利用でき、ブラウジングやメールなどのカジュアルな用途には単体でも必要十分な機能を備えている。企業用途でも、サイネージなどの用途に適している。
液晶ディスプレイとしての主な仕様は、液晶サイズは21.5型で解像度は1920×1080ドット、表面仕上げはグレアタイプ、コントラストは1000:1、視野角は水平170度/垂直160度、タッチパネルは2ポイントタッチ。スタンドはフォトフレームタイプで、VESAマウント対応。本体サイズ/重量は512.8×353×24.8mm/約5kg。
Androidシステムとしての主な仕様は、OSはAndroid 4.0、CPUはTI OMAP 4428(デュアルコア ARM Cortex-A9) 1GHz、メモリは1GB LPDDR2、ストレージはeMMC 8GBなど。対応ソフトウェア関連では、マーケットがGoogle Play、Tapnaw Market、Motorola SoftStyleで、標準でもブラウザやメーラー等の基本アプリは導入済み。
主なインタフェースは、microHDMI入力×1、USB 2.0×2、microUSB×1、Micro SD/SDHCスロット×1、ヘッドフォンジャック、ステレオスピーカー(1W×2)、内蔵マイク、120万画素Webカメラなど。ネットワーク系はIEEE802.11b/g/n、100BASE-TX/10BASE-T、Bluetooth 2.1+EDR。