リクルートが運営する「就職ジャーナル」は、大学生(1年生を除く)・大学院生410人(うち男子学生200人、女子学生210人)を対象として、「インターンシップ参加時の服装は?」をテーマにアンケートを実施した。調査期間は5月26日~27日。
同調査によれば、インターンシップの面接では、全体の55.4%がリクルートスーツを着て臨んでいることがわかった。属性別では、男子学生と文系学生の「スーツ率」が高い傾向に。次いで多かったのが私服で、属性別では、女子学生と文系学生の「私服率」が高い。総合すると、男子学生の方が女子学生よりも服装には慎重な傾向が見られた。また、ビジネスカジュアルについては、女子学生よりも男子学生の方が選んだ学生の比率が高くなっている。なお、「その他」という回答はごくわずかで、「電話による面接だったので、服装は自由だった」といった回答が寄せられた。
次に、インターンシップ参加時の服装を尋ねたところ、やはり「リクルートスーツ」の出番がダントツに多く、全体の69.0%という結果に。以下、「私服」が28.3%、「ビジネスカジュアル」も9.3%に上った。「その他」では、「動きやすい服装」「作業着」「制服」といった声が寄せられた。業種別では、商社と金融系においてリクルートスーツ率が高く、私服率ではマスコミ系、ビジネスカジュアル率ではIT系が目立って高い結果になった。
最後に、失敗談や他の人の服装でびっくりしたことについて具体的に挙げてもらったところ、「先方からノーネクタイで来るように指示されていたのを『クールビズ』と勘違いして、ジャケットを着ていかなかったが、自分以外は皆ジャケットを着ていて、初っぱなから浮いてしまった。」、「インターンシップで同じグループにいた女の子が、フリフリなスカートと厚底のヒールを履いてきた時はさすがに驚いた。ビジネスカジュアルで、と会社側から言われていたが、どう考えても彼女はビーチに遊びに行くような格好にしか見えなかった」など、自分や他学生の失敗に学んだ反省点の数々が寄せられた。
【関連リンク】 |