カーナビゲーションブランド「ECLIPSE(イクリプス)」を展開する富士通テンは、全国の小学生の子供を持つ30~40代の男女340名と、その子供340名を対象に渋滞に関するアンケートを実施。このほど「渋滞に関する家族の意識調査」として発表した。

同調査は4月13日から4月22日にかけて、インターネットリサーチ「gooリサーチ」を利用して実施。まず夏休みの帰省時や旅行など家族で出掛ける時の交通手段について尋ねると、97.4%が「自動車」と回答。電車利用と回答した割合は32.4%で、帰省や旅行時に利用するのは圧倒的に自動車が多いことが分かった。また、車での移動の際にストレスや不満を感じることについてた尋ねると、約8割が「渋滞」と回答。渋滞中の気持ちであてはまるものについては、「イライラする」「疲れを感じる」「眠くなる」という意見が多かった。

帰省や旅行で使用する交通手段は?

また、渋滞中に夫婦でケンカになってしまうことがあるか尋ねたところ、「ある」は6.5%、「時々ある」は26.8%で、合わせて33.3%と3人に1人が渋滞中に夫婦げんかを経験したことがあると回答した。さらに渋滞中に子どもがダダをこねて困ることがあるか尋ねたところ、「ある」は10.9%「時々ある」は32.6%で、合わせると約半数近くの親が渋滞中の子どものダダこねに困っていると回答した。

渋滞中、夫婦げんかをしたことはあるか

渋滞になった場合、車内でどうやって過ごしたいかを子供と親それぞれに尋ねたところ、1位はともに「家族と会話する」(親68.8%、子ども63.2%)だった。2位は「家族でしりとりやクイズを楽しむ」(親45.9%、子ども62.1%)で、ゲームやテレビ・映画鑑賞を上回った。渋滞中のイライラ回避方法として、家族とのコミュニケーションを楽しみたいという思いが親子ともどもあるようだ。

渋滞中、車内でどのように過ごしたいか(子どもの意見)

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