友恵は、新開発した家庭用の小型パーソナル蓄電式ソーラーシステム「SMP-300」燦(SUN)を、7月10日から販売する。販売は工務店、建設関係会社およびインターネットにて。希望小売価格は148,000円。
同製品は、太陽光パネルと蓄電池を内蔵したコントロールボックスからなり、蓄電は「太陽光パネル」と「家庭用100Vコンセント」から充電が可能。昼間は太陽光パネルから、雨天・夜間は家庭用コンセントから充電できるのが特長だ。昼夜を問わず、蓄電しながら日常に電力を使え、また緊急時の電力としても活用できるという。
バッテリー容量は480Whで、満充電までの時間は、太陽光パネルで約16時間、家庭用100Vで約9時間。インジケーターが付いており、バッテリーの充電状況が一目でわかるようになっている。また、出力はAC100VとDC12V、USBの使い分けができ、多様な電気機器の電力をまかなえる。なお、使用できるAC電源は300Wまで。
さらに、太陽光パネルを庭やマンションのベランダに設置し、コントロールボックスを電化製品と同じように室内に設置できるセパレート式のため、雨天時にパネルを取り込む手間もかからない。太陽光パネルは二つに折りたたむと、幅61.5cm、高さ68cmとコンパクトであり、戸外に持ち出すこともできる。
使用できる主な電化製品と電力供給時間の一例としては、ラジオ(15Wの場合)が約29時間、携帯電話/スマートフォン/固定電話親機(5Wの場合)が約86時間、LED照明器具(10Wの場合)が約43時間、ノートパソコン(40Wの場合)が約10.8時間、液晶テレビ(100Wの場合)が約4.3時間となっている。
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