テックは6日、PCレスで印刷物をスキャンできる乾電池駆動のポータブルハンディスキャナ新製品「hidescan4」を発表した。全国のPCショップや通販サイトなどで7月下旬から販売する。価格はオープンで、店頭予想価格は7,980円前後。
乾電池駆動で持ち運びやすく、紙の書類の上をなぞることで簡単にデータを本体に保存できるハンディスキャナ。最大900dpiという高解像度での読み取りが可能で、文書や画像などが従来機よりさらに高精細に読み取れるようになった。また、従来機ではJPEGのみの保存形式だったが、本モデルではPDF形式にも対応。読み取りはカラーのみで、データはmicroSDカード(最大32GBまで対応)に保存される。
製品には、Windows専用となるOCRソフトウェア「ABBYY FineReader 9 Sprint windows版」のほか、microSDカード(2GB)、USBケーブル、テスト用の単3形乾電池を同梱。また、初回ロット購入者限定でセキュリティソフト「カスペルスキー 2012 マルチプラットフォーム セキュリティ」1年3台版のライセンスコードが付属し、任意のWindows PC、Mac、Android端末のいずれか3台まで同ソフトをインストールできる。
本体サイズはW250×D30×H30mm、重量は210g(電池含む)。スキャン解像度は300dpi/600dpi/900dpiの3段階に設定可能で、保存形式はPDF/JPEG。電池寿命は単3形アルカリ乾電池の場合で約180枚程度の読み取り。対応OSはWindows 7 / Vista / XP、Mac OS X 10.4以上、Android、iOS(iPad/iPad2/第3世代iPad、iPhoneには非対応)。