富士急行はこのほど、富士山の世界遺産文化登録への応援活動の内容を発表した。同グループで保有するバス・タクシーの全車両(約1,000台)に、「富士山を世界遺産に」と記載したオリジナルステッカーを掲出するほか、富士急行線車内および各駅へのポスター掲出、富士急ハイランドおよびぐりんぱへの看板設置など、グループ全体で啓蒙活動を行う。
世界遺産登録をめざす富士山については、今年1月に、登録推薦書の正式版が世界遺産委員会へ提出された。国際記念物遺跡会議による現地調査と審議を経て、来年夏の世界遺産一覧表への登録をめざすという。富士急行では、こうした動きが「富士を世界に拓く」の同社の創業精神と合致することから、各種啓蒙活動の実施を決めた。