ソニーは7月5日、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」シリーズに40V型の新モデル「KDL-40EX750」を追加した。発売は7月27日で、価格はオープン。推定市場価格は10万円前後となっている。
テレビでのスポーツ観戦を想定し、動きのなめらかな表示を追求したモデル。秒間60コマの映像のコマ間に3枚ずつの補完映像を挿入する4倍速駆動パネルや、エッジ型LEDバックライトの高精度な制御で8倍速相当の表示を可能にする「モーションフローXR480」などが搭載されており、残像感の少ない映像を実現されている。そのほか、高画質化回路には「X-Reality」を採用。
搭載するチューナーは地上/BS/110度CSデジタル×各2基で、外付けHDDへの番組録画にも対応する。Wチューナー仕様により、裏番組の録画も可能になっている。
ネットワーク機能はDLNAや、ソニーが2012年春モデルより展開するサービス「Sony Entertainment Network(SEN)」にも対応。SEN対応により、「YouTube」や「U-NEXT」「Hulu」などのネット動画、オンラインショッピング、「Twitter」「Facebook」「Skype」などのSNSがテレビ上で手軽に利用できる。なお、別売の無線LANアダプター「UWA-BR100」(実勢価格:6,500円前後)をUSBポートに挿せば、ネットワーク接続をワイヤレス化することも可能だ。
その他の主な仕様は、表示画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)で、バックライトはエッジ型LED方式、内蔵スピーカー出力が10W×2となっている。サラウンド回路にはS-Force フロントサラウンド3Dを採用。
接続インタフェースはHDMI入力×4系統、D5入力×1系統、ビデオ入力×1系統、D-Subのほか、ヘッドホン出力、光デジタル音声出力、USBポート×2基、LANポート(100BASE-TX)×1基を備える。
サイズはW94.1×D23.1×H61.2cm(スタンド含む)、重量は13.7kg(同)だ。
省エネ機能としては「ECOパネル制御」や「明るさセンサー」を搭載。消費電力は113W(待機時0.15W)、年間消費電力は109kWhとなっている。