ワクワク・ドキドキの新婚生活! その土台とも言えるのが、新居選びです。期待に胸を膨らませながら、先輩夫婦たちはどんな想いで、どのような住まいを選んだのでしょうか?「マイナビ賃貸」では、結婚3年目まで、もしくは婚約中の男女を対象に、Webアンケートによる調査を実施。結婚後の新居選びについて尋ねました。

結婚後に6割が引越しを経験。まずは賃貸住宅で、新婚生活を満喫!?

結婚を機に引越しをした回答者は、59.3%。うち、子どものことを考えて住まい探しをした人は31.2%にとどまりました。また、結婚後の新居は、「賃貸アパート」が39.6%「賃貸マンション」は38.0%と約8割が賃貸を選ぶ結果に。まずは、住み替えがしやすい賃貸住宅で新婚生活を満喫しながら、自分たちが住まいに何を求めているのか、じっくりと考えている人が多いようです。

新居に求めた条件と妥協した点はともに、「交通利便性」「間取り・広さ」「家賃の安さ」

新居に求める条件と妥協した点で上位に挙がったのは、いずれも「交通利便性」「間取り・広さ」「家賃の安さ」の3項目。皆さんが重視したいポイントを全て満たした物件は人気が高く、すぐに借り手や売り手が決まってしまうものです。自分たちにとってどうしても譲れないポイントはどこか熟慮し、どれか 1 項目でも削ることができれば、掘り出し物の物件に出会うことができるかもしれませんね。

結婚後の間取り、理想は「2LDK」「3DK・3LDK」。現実は「2DK」や「1LDK」も

十分な部屋数と広さのある住まいは理想ですが、限られた予算では難しいのが現実。1LDK でも、夫婦2人で暮らすのならば問題のない部屋数です。ただ、お子様の予定や両親と同居の可能性がある場合は手狭になり、余分な引越し費用が掛かります。先を見越してはじめから広い住まいを求めるか、家賃の安い物件を借りて将来のために貯蓄をするのか、ライフステージに合わせて物件を選びたいですね。

全体の半数以上、男性は65%近くの回答者が、「自分一人の部屋」を重視する傾向

結婚後、「自分一人の部屋」が必要と答えた男女は、53.7%、男性は 64.6%もの回答者が必要と考えている結果に。「たとえ夫婦であっても自分一人の時間は大切(女性/28歳/結婚2年目)」「自分の時間があったほうが、夫婦関係がうまくいくと思う(女性/28歳/結婚1年目)」と、個々の時間を尊重したい人が多く、男性からは「趣味のことを出来るスペースが欲しい(男性/31歳/結婚1年目)」という意見も目立ちました。

一方、「自分一人の部屋」は必要ないと答えた男女からは、「一緒にいたほうが楽しい(男性/31 歳/結婚1年目)」という新婚さんらしい意見や、「家を買ってからならまだしも、賃貸の時点では部屋代がもったいない(女性/29歳/結婚3年目)」といった堅実派の声も挙がりました。ワンルームの家でなければ、専用の居室がなくても、一人で過ごす時間は確保できるかもしれません。ライフスタイルを見直しながら、必要な部屋数や間取りを見極め、賢い住まい選びをしたいですね。

【アンケート対象】全国に住む婚約中から結婚 3年目までの新婚夫婦 
有効回答:324(男性:113件、女性:211件)調査手法:インターネットリサーチ「マイナビニュース会員」