ポルシェ ジャパンはこのほど、ポルシェAG(ドイツ)のデザインチームが、レッドドット・デザイン・アワードの「デザインチーム・オブ・ザ・イヤー2012」を受賞したと発表した。
レッドドット・デザイン・アワードはドイツのデザイン賞で、過去2年以内に製品化されたデザインを革新性、機能性、人間工学、エコロジーなどの観点から審査する。製品別に優秀な製品が選定されるほか、プロダクトデザイン部門のデザインチームの中から、「デザインチーム・オブ・ザ・イヤー」が選ばれる。
ポルシェのデザインチーム「スタイルポルシェ」は80名のスタッフを擁し、チーフデザイナーのマイケル・マウアー氏は2004年以来、すべてのモデルレンジにおけるポルシェアイデンティティの維持と発展を行ってきた。新型のポルシェ911はすでに今年のレッドドット・デザイン・アワードの「ベスト・オブ・ザ・ベスト2012年」を受賞しており、製品、デザイナー両方の面から最高の評価を得たことになる。
レッドドット・デザイン・アワードの創設者兼CEOであるピーター・ゼック博士は、「他のスポーツカーと異なり、ポルシェ911は、真の共生を最上に保ちながら伝統や革新を表現している点で他に類がありません」と語っている。
エッセンにあるレッドドットデザインミュージアムでは、今回の受賞を記念して特別展示「スタイル ポルシェ - 歴史の未来」を開催する予定だ。