俳優の中井貴一が3日、ナビゲーターを務める7月5日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ』(毎週木曜 22:00~)の完成披露舞台あいさつを同局で行った。豪華キャスト&スタッフが見どころの本作について中井は「輝いている役者がそろって、面白くないわけがない。このドラマの視聴率が悪かったら、もうドラマは作らない方がいい。本当にそう思う」と胸を張り、「全部出ているのは僕なので、責任は取ります」と宣言した。

ドラマ『木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ』の完成披露舞台あいさつに立った中井貴一 拡大画像を見る

人気作家・東野原作の短編11話を、11人の主演で1話完結のオムニバス形式で送るミステリードラマ。第1話「さよならコーチ」では唐沢寿明が主演を務め、実業団のアーチェリー部コーチの石上(唐沢)が自殺した愛弟子(田中麗奈)の真相に迫るミステリーが展開する。以降は坂口憲二、松下奈緒、観月ありさ、反町隆史、長澤まさみ、戸田恵梨香、三浦春馬、広末涼子、篠原涼子、鈴木京香の主演エピソードを放送。中井はとあるミステリー雑誌の編集者に扮し、ドラマのナビゲーター役として全話に出演する。

中井パートは連続したストーリーがあるそうで「ナビゲーターという話を聞いて、友人からはお茶を濁すようなことをしていいのかとメールが来たけれど、僕のパートは連ドラの形をとっている」と説明。役どころについては「僕が殺されるところから始まるんですが、自分がなぜ殺されたのかわからない。自分は良い人間だと思っている、まさにそういう人間。誰が殺したのか?というところを11話で解決していきます」と話した。

また1話に主演している唐沢から「舞台でも映像でも天才。真似できない上手さがある」とコメントが寄せられると「穴があったら入りたい。僕自身は何もできないので、監督と編集者に引っ張られて仕事をしてきた」と謙そん。唐沢とは、唐沢が駆け出しのころの25年前に一度共演しているそうで「器用にできる俳優さんでリスペクトしています。(コメントは)唐沢君がそうなのでは? そのままお返ししたい」と褒め返していた。