アサヒビールは、Facebook上の友だちの誕生日をお祝いできるアプリ「Face Party」の、同社の公式Facebookでの提供を開始した。
Facebook上でバースデイパーティーが開けるアプリ
「Face Party」は、Facebookに登録している誕生日を迎えた友人あてに、オリジナル画像や動画を用いてお祝いのメッセージを送ることができるアプリで、アサヒビールの公式Facebookからアクセスすることが可能。
「Face Party」を使ってお祝いメッセージを友だちに贈ると、贈られた人がFacebookで公開している情報をアプリが読み込み、その人が登録している友だちの顔写真などの画像を、同社製品とともに動画上に映し出す。動画は、誕生日パーティーをイメージした2パターンあり、贈り主によって変化するなど、Facebook上で友だちと誕生日のパーティーを祝うような演出ができる仕掛けが施されている。
リッチコンテンツをふんだんに盛り込んだアプリながら、ユーザーの体感レスポンスにも配慮。Windows Azure CDNを活用してサーバーの負荷を軽減させるなど、テクノロジーの面からもアサヒビールらしい心配りがなされている。
また同社では、今回のアプリ提供開始に合わせ、Facebookでの友だちの誕生日のお祝い実態についてアンケート調査を実施した。
気をつけたい「Facebookでの誕生日お作法」が判明
調査の結果、Facebookによって「友だちの誕生日を祝うことが増えた」(76%)という、おめでたい結果がある一方で、「お祝いのコメントに返事がない」など、お祝いする/される場面での「気まずさ」を感じている人がいることも明らかとなった。同社では、この調査をもとに、Facebookでの「お誕生日お祝いお作法」をまとめている。
「 Facebookを使うようになってから、友だちの誕生日をお祝いする機会が増えましたか」との問いには、76%が「増えた」と回答。Facebookはニュースフィードのページに友だちの誕生日が通知されるため、普段忘れてしまいがちな当日のお祝いをリマインドする役割を果たしている模様だ。
Facebookで「月に何回ぐらいフレンドの誕生日をお祝いしますか」という質問には、「1~2回」(37.7%)と「3~5回」(33.0%)で7割を占めた。「お祝い自体しない」は10.5%にとどまった。
「Facebookを使うようになってから、友だちの誕生日に、投稿だけでなくプレゼントを贈る機会も増えましたか」には、「どちらかといえば増えた」と合わせ、3割弱が「増えた」と回答した。
「友だちの誕生日を祝う投稿をする際に、投稿しづらいと感じるのはどんなときですか」は、「自分が一番乗りだった時」(20.7%)、「他の人の投稿にすでに個別に返信コメントがついているとき」(17.7%)、「すでに大量のお祝い投稿がされていたとき」(23.2%)、「相手が、『みなさん、お祝いありがとうございます』など、まとめの投稿をしていたとき」(21.5%)など、他人の動向を気にする傾向が見られた一方で、「特に気にしない」人も43.8%いる。
「SNSを利用するようになったことで、昔の友人たちと会う機会が増えましたか」については、「増えた」「どちらかといえば増えた」を合わせると58.5%となり、6割近くがFacebook によってリアルな交友関係に変化を感じている結果となった。
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