カーナビゲーション向けソフトウエアの開発を手がけるキャンバスマップルこのほど、iPhone用の本格的なカーナビアプリ「マップルナビS」を発売した。iTunes Storeでダウンロードできる。

カーナビアプリ「マップルナビS」

同社はこれまでカーナビ製造メーカー向けのソフトウエア開発・提供を行ってきたが、スマートフォンの普及にともない、カーナビアプリが人気となっていることから、初めてコンシューマー向けとしてiPhone用カーナビアプリを発売した。道路地図として圧倒的な人気を持つ昭文社のマップルのノウハウを生かした見やすさが大きな特徴。

機能としては、目的地のフリーワード検索やジャンル検索、全国1,400都市の詳細市街地図、ジャンクションのイラスト表示など、カーナビとして必要な機能はひと通り搭載している。その上で、タクシードライバーなどのプロドライバーから情報を得た抜け道データの収録、小さい画面でも文字を読みやすくする「もっとでっか字」などの独自機能を採用。地図データをすべてダウンロードする仕様なので、通信環境がなくても使用できる。

価格は1,400円で、7月13日までの期間は半額キャンペーンにより700円で購入できる。本格的なカーナビアプリとしては極めて低価格だが、同アプリでは「まっぷるマガジン」など電子書籍アプリとの連携が可能なため、アプリ販売を促すプラットフォームと考えて低価格での販売に踏み切った。