アイ・エム・プレスはこのほど、月刊「アイ・エム・プレス」掲載の連載「生活者に聞く!」で、20~60代の男女を対象に「クチコミサイトの利用状況」についての生活者調査を実施した。期間は5月21日~23日、サンプル数は1,442。
「クチコミサイトを知っているかどうか」という質問では、「利用したことがある」が約半数の50.2%、「利用したことはないが、だいたいどのようなものか知っている」が18.5%、「利用したことはないが、なんとなく知っている」が22.5%、「知らなかった」が8.8%だった。
「この1年間にクチコミサイトをどのような目的で利用したか」では、「価格を比較・検証して、少しでも安く商品・サービスを購入・利用するため」が74.0%でトップ。以下、「評判の良い商品・サービス・店舗を探すため(60.9%)」、「いろいろな人の意見を聞いて、自分の判断が正しいかどうかを確認するため(49.9%)」、「商品・サービス・店舗についての基本的な情報を得るため(30.4%)」と続いている。
また、この1年に利用したクチコミサイトが役に立ったかどうかについては、「総じて、期待通りに役に立った」が80.4%、「総じて、期待以上に役に立った」が14.6%と、ほとんどの人が役に立ったと評価。「総じて、役に立たなかった」は4.1%にとどまった。
一方、この1年間、クチコミサイトをしなかった人にその理由を聞いたところ、「信頼できない情報が多いと思うから(23.9%)」、「どのクチコミサイトを見てよいのかわからないから(15.9%)」、「役に立つ情報は期待できないと思ったから(14.7%)」などの回答があげられている。
さらに、同社ホームページから全設問の調査結果(2012年調査分)を申し込むことが可能という(無料)。
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