ひるがの湿原植物園(岐阜県郡上市)はホタルの舞う時期に合わせ、7月7日~15日の9日間、夜間開園を実施する。また、7月7日の七夕と連休の7月14・15日には、「ひるがの高原ナイトウオーク」も同時開催する。

同園の夜間特別開園は今回が初の試み。ホタルがよく観察できる「川」ではなく、湿原に舞う季節外れと言ってもよいホタルを観察することができるという。天候がよければ、満点の星空やホタルなどの神秘的な夜の自然を見ることができる。夜間開園時間は19時30分~21時30分。料金は一律100円で、雨天時は閉園となる。園内には夜間照明がないため、同園では懐中電灯の持参をすすめている。

7月には同園初の試み「夜間開園」を実施する

「ひるがの高原ナイトウオーク」は夜間開園中の7月7日、14日、15日に開催。自然に詳しいガイドがひるがの高原を案内する、約1時間のナイトウォークとなる。時間は19時45分から。参加費は無料(別途植物園入園料100円が必要)。長袖、長ズボン、歩きやすい靴(サンダル不可)、懐中電灯やライト付きの携帯電話などがあれば尚可。雨天は中止となる。

また、同園では7月上旬に「牧歌の里」のラベンダーが見ごろを迎える。標高1,000mのフラワーリフトで空中散歩する「ダイナランドゆり園」は7月14日にオープン。同じく7月14日にオープンする「ひるがの高原コキアパーク」では、8月上旬に新アトラクション「ジップラインアドベンチャー」が登場する。

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