プラネックスコミュニケーションズは27日、IEEE802.11a/b/g/nに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を同時に使用できる無線LANルータ「MZK-WG300DX」を発表した。同日より販売を開始し、店頭想定価格は10,000円(税別)。
電波が干渉しにくい5GHz帯のIEEE802.11n/a規格と、対応機種が豊富な2.4GHz帯のIEEE802.11n/b/g規格を同時に利用可能。電波を使い分けることで快適な無線通信環境を構築できる。最大で300Mbps(理論値)のスループットで、1階から2階といった離れた場所や電波が届きにくかった場所でも安定した通信が可能になるという。
利用するネットワーク環境を自動的に判別し、ルータモードとアクセスポイントモードを自動的に切り替えるオートモードや、ネットワーク対応デジタル家電を無線LAN化するイーサネットコンバータモードも利用できる。
また、USB接続のHDDやUSBメモリを接続し、簡易NASとして利用するUSBメディアサーバ機能を搭載、同一ネットワーク内でのデータ共有が行える。USBポートにLTEデータ通信端末を接続することで、固定回線がない場所でも高速通信が可能になる。利用できるセキュリティ設定は、WEP 64/128bitおよび、WPA-PSK、WPA2-PSK。
5基の有線LANポートはすべてギガビットに対応。マルチSSIDやIPv6ブリッジ、Dynamic DNSといった機能を搭載。そのほか、iPhoneとiPadからルータの設定を行うためのアプリ「PLANEX スマホ一発!」に対応。アプリの操作のみで、インターネットへの接続をはじめ、PPPoE接続設定やセキュリティの設定ができる。
本体サイズは約W152×D59×H161mmで、重量約315g。